E級動作条件を適用したD級型高周波インバータ

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概要

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D級インバータは,100kHz程度の動作周波数において高効率動作が可能であり,又,スイッチのピーク電圧が入力電圧の範囲内に収まる等の特長をもつが,動作周波数が高くなると寄生容量によるスイッチング損失が大きくなる。一方E級インバータは,数MHz程度の動作周波数においても高効率動作を維持できるが,スイッチのピーク電圧は入力電圧の三倍を超える。又,低い動作周波数においては,D級の方が効率が良い。本研究では,D級インバータの各スイッチにシャントキャパシタを加え,独自のドライブ方式により各スイッチにE級動作条件を適用したインバータを提案する。実測効率は,動作周波数1MHzにおいて96%に達した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-01-20

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