部分一括EB対応近接効果補正処理
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概要
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近年のEB直描装置技術(高加速電圧化、部分一括描画化)、及び、レジスト材料の進歩は最大の懸案事項であった低い描画スループットを大幅に向上させ、EB直描技術は先端デバイスの先行試作だけでなく、実用化(デバイス生産)にも大きく前進しつつある。今回開発した部分一括対応の簡易化(1次元化)された近接効果補正処理により、0.16μmレベルの先端メモリに対して、±6%以下の寸法精度を持つ微細パターンを得る事が可能になり、さらにEB直描技術の実用化が加速されると考えられる。また、データ変換時間(補正処理を含む)においても、汎用WSを用いて従来の2次元処理と比較して、約90%の削減が出来、EBプロセス(設計デー夕入手〜EB直描)の大幅短縮を可能にした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-04-25
著者
-
田村 貴央
NEC ULSIデバイス開発研究所
-
中島 謙
NEC ULSIデバイス開発研究所
-
中島 謙
NECマイクロエレクトロニクス研究所
-
山田 泰久
NEC エレクトロンデバイス 先端デバイス開発本部
-
野末 寛
NEC ULSIデバイス開発研究所
-
野末 寛
Nec Ulsiデバイス開研
-
山田 秦久
Nec エレクトロンデバイス 先端デバイス開発本部
-
山田 秦久
NEC ULSIデバイス開発研究所
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