地雷探知バイオセンサに用いるニトロ化合物濃縮装置の開発(有機EL, TFT,及び一般)
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概要
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現在,年間2万人以上の人々が対人地雷により死傷しているといわれている.しかし従来の主な地雷探知法である金属探知機による探知は,効率や信頼性の面に多くの課題を残している.従って,従来の探知法に替わる,信頼性が高く操作が簡単な地雷探知センサの開発が望まれている.地雷には主にトリニトロトルエン(TNT)が爆薬として用いられており,地雷埋設地点においてTNTやその関連物質であるジニトロトルエン(DNT)の検出を行うことにより地雷探知が可能であると考えられる.そこで,本研究は地雷探知バイオセンサの開発の一環として,濃縮管を用いた濃縮導入装置の開発を行った.この装置により140ppbのDNT蒸気を35倍に濃縮することができた.本結果は,この方法により極低濃度の芳香族ニトロ化合物を検出し得るセンサの開発が期待できることを示唆する.
- 2004-04-08
著者
-
小野寺 武
九州大学大学院システム情報科学研究院
-
三浦 則雄
九州大学産学連携センター
-
松本 清
九州大学大学院農学研究院
-
都甲 潔
九州大学大学院システム情報科学研究院
-
宮原 和久
九州大学システム生命科学府
-
小野寺 武
科学技術振興機構
-
岩倉 宗弘
九州大学
-
林 健司
九州大学
-
今任 稔彦
九州大学
-
三浦 則雄
九州大学 先端センター
-
林 健司
九州大学大学院システム情報科学研究院
-
松本 清
九州大学
-
林 健可
九州大学大学院システム情報科学府
-
都甲 潔
九州大学
-
今任 稔彦
Department Of Applied Chemistry Graduate School Of Engineering Kyushu University
-
今任 稔彦
九州大学工学部
-
岩倉 宗弘
九州計測器
-
三浦 則雄
九州大学
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