形態素体系間の情報変換手法
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概要
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コーパスや辞書を初めとする自然言語リソースの多くには形態素情報が付与されている。しかし、これらの形態素情報には様々な体系が存在し、各体系で品詞の定義が異なっており、そのままでは一緒に使うことができない。本論文では、異なる体系の形態素情報を変換する方法について述べる。変換方法は、語彙化変換と一般変換の2種類を組み合わせて行なう。語彙化変換は、頻度の高い語に対して適用され、語境界の変更を伴う変換が可能である。また、一般変換は頻度の低い語や新出語に対する変換に適用される。京大コーパス(JUMAN体系)とRWCコーパス(THiMCO体系)の間での変換の実験結果について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-01-25
著者
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隅田 英一郎
ATR音声言語コミュニケーション研究所
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隅田 英一郎
Atr音声翻訳通信研究所
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下畑 光夫
沖電気工業(株)研究開発本部関西総合研究所
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下畑 光夫
Atr音声言語コミュニケーション研究所
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隅田 英一郎
情報通信研究機構:atr音声言語コミュニケーション研究所
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隅田 英一郎
Atr音声言語コミュニケーション研究所:(現)独立行政法人情報通信研究機構およびatr音声言語コミュニケーション研究所
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隅田 英一郎
Atr音声言語コミュニケーション研究所自然言語処理研究室 : 独立行政法人情報通信研究機構
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