Case-Based Reasoningによるエキスパートシステムの知識獲得の容易化(1) : 事例利用方式

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概要

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エキスパートシステムの開発においては,専門知識をルールなど計算機向きの表現に変換する知識獲得に膨大な労力を要する。これに対し,過去の事例に基づいて問題を解決するCase-Based Reasoningによれば,必要な知識の多くを事例の形で入力できるので,変換すべき知識の量を減らせるという期待がある。本稿では,知識獲得の容易化に重点をおいたCBRの方式について述べる。また,この方式をインプリメントした計算機室レイアウトシステムと,ルール型推論を用いた既存システムを比較し,その有効性を評価する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1990-03-14

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