ソフトウェア障害解析支援システム(1) : 障害解析知識のモデル

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概要

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ソフトウェアの不良が原因となって、計算機システムに障害が発生した場合、メモリ状態から障害を解析し、障害箇所を特定する必要がある。障害解析は、大規模ソフトウェアに関する知識、障害が発生する仕組みの理解、障害の傾向の把握など、多くの知識と経験を要する作業である。そこで、知識と経験が十分でない初心者の障害解析作業を支援するため、ソフトウェア障害解析支援システムを開発している。本システムは、知識ベースに熟練者の障害解析知識を格納しており、利用者は、障害解析知識を使って、メモリ状態から障害箇所を特定できる(図1)。本稿では、熟練者が持つ障害解析知識のモデルを提案する。また次稿では、システムの概要と実現方法を述べる。[figure]
一般社団法人情報処理学会の論文
1990-09-04

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