イメージ法を用いた電波伝搬シミュレーションの高速化
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概要
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レイトレース法を用いた構内無線伝搬シミュレータを作成した。レイトレース法は任意の形状の部屋に適用可能であるという利点を持つ反面,多くの計算時間を必要とすることが問題点である。計算時間を削減するため,反射波の計算において,最後のイメージ点とその反射物体との位置関係により反射波の存在する領域をあらかじめ求め,その領域内の評価点のみ計算を行う手法を考察した。本手法を従来のレイトレース法に付加することにより,2次反射まで考えたとき,計算時間を従来法のそれの約半分に削減することができた。さらに,バスの判定の方法を工夫することにより,計算時間を従来法のそれの1, 4〜1/7にすることができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-11-25
著者
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吉浦 裕
(株)日立製作所 システム開発研究所
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石田 和人
日立製作所ストレージシステム事業部
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吉浦 裕
日立製作所システム開発研究所
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石田 和人
日立製作所情報通信事業部
-
高橋 賢
(株)日立製作所情報通信事業部
-
高橋 賢
日立製作所中央研究所
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