マークシステムと認証機関の関連に関する考察

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概要

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ウェブサイトを利用した電子ショッピングの増大に伴い、そのサイトが信頼できるものかどうかを保証する安全で使いやすいマークシステムが必要となり,著者らはデジタル署名と電子透かしを組み合わせて用いるインターネットマークと呼ぶ方式を開発し、実際のシステムに適用してきた。今回,このようなシステムにおいて必要となるマーク発行機関に関し、認証機関との関連についての考察を行い、マーク発行機関は(1)認証機関のユーザであるという位置付けとともに、(2)広義の認証機関であるという位置付けがあるが、(2)とする方が妥当性の高いこと示した。そして、従来、議論されることがなかった、認証機関、公証機関、マーク発行機関の3つについて比較分析を行うことにより、それぞれの特徴を示すと共に、マーク発行機関が「信用(Trust)」をもたらすベースを明らかにすることができたので報告する。
一般社団法人情報処理学会の論文
2002-02-14

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