プライバシー保護のための墨塗り機能を持つ電子証明書システムの提案と評価
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概要
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公開鍵暗号技術と電子署名を使い,インターネットで安全な処理を実現するシステムとして PKI (Public Key Infrastructure:公開鍵暗号基盤) がある.これは信頼できる認証機関を設け,電子証明書を発行することによる,通信相手や署名者の正当性を証明する仕組みである.ここで使用する電子証明書には氏名や住所など個人を特定できる情報が含まれており,すべてを開示するのはプライバシー問題になるという指摘もある.本稿では,墨塗り署名技術を改良したものを導入することにより,プライバシー問題を解決し,墨塗り部分以外の不正な改ざんを防止できる電子証明書システムの提案を行う.また,システムの一部を実装し,その機能,性能面での評価を行う.
- 2010-02-25
著者
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佐々木 良一
東京電機大学
-
佐々木 良一
東京電機大学工学部:jst社会技術研究開発センター
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佐々木 良一
東京電機大
-
佐久間 貴士
東京電機大学工学部
-
佐々木 良一
東京電機大 未来科学
-
佐々木 良一
東京電機大学 未来科学部 情報メディア学科
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