コンピュータ・ウイルス対策における疫学的アプローチに関する研究 (その2) : マスメール型ウイルス対策モデルへの適用
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概要
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コンピュータ・ウイルスと生物界のウイルスとの様々な類似性から生物界の研究手法である疫学的手法をマスメール型のコンピュータ・ウイルス対策に適用する。マスメール型のコンピュータ・ウイルスは、感染したPCのユーザに直接の被害をそれほど与えないことから、感染に気づかれにくく、ユーザによる対策や駆除に期待することは適当ではない。ユーザに依存しない対策手法として、LAN内におけるSMTPの送信先ポートを変換する方法及びゲートウェイにおいて特定条件下でウイルスの通過を制御する方法の概念を提案し、理論疫学的手法の一つであるシミュレーションがこれら対策手法による効果の検証に適用し得るか確認する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-07-14
著者
-
佐々木 良一
東京電機大学
-
佐々木 良一
東京電機大学工学部情報メディア学科
-
岩村 充
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科
-
関 聡司
早稲田大学国際情報通信研究センター
-
本杉 洋
東京電機大学工学部
-
佐々木 良一
東京電機大
-
岩村 充
早稲田大学アジア太平洋研究センター
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