博物館におけるマルチメディアの有効利用(3)
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概要
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博物館における展示は一般来館者の公教育という重要な側面をもつが、そのような場でマルチメディア技術はより一層効果的な体験学習へ応用されるものと期待されている。我々は、博物館展示にマルチメディアをいかに有効に活用していくかを考察するために、映像・画像・文字情報等を検索しながら、その対話体験を通して学習するための「マルチメディア検索学習システム」を試作した。そして、国立民族学博物館(民博)において3回にわたって評価試験を実施した。本稿では、そのプロトタイピングの概要と試験結果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
-
洪 政国
Ibm
-
杉田 繁治
国立民族学博物館, 総合研究大学院大学コンピュータ民族学専攻
-
高橋 淳一
Ibm
-
洪 政国
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
-
草場 匡宏
IBM
-
草場 匡宏
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
-
高橋 淳一
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
-
杉田 繁治
国立民族学博物館 総合研究大学院大学コンピュータ民族学専攻
-
杉田 繁治
国立民族学博物館 第5研究部
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