博物館におけるマルチメディアの有効利用(4)

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概要

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博物館に収集された0次あるいは1次資料は、情報の豊富さと一貫性やそれを裏付ける信頼性によりマルチメディアを構成する素材として価値が高い。しかし、これまでマルチメディアを博物館の展示に用いることによって、従来の展示に較べどのような利点があるのか、またどのような問題があるのか調べた事は少ない。我々は、動画像データベースやハイパーメディア学習システムの展示場での試験を繰り返し、マルチメディア展示に必要なユーザ・インタフェースについて研究を行ってきた。本稿では、平成7年3月から5月にかけて国立民族博物館にて開催された「ラテンアメリカの音楽と楽器」展で、マルチメディア学習コーナーとして評価試験を行った結果について報告する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

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