デジタル・ミュージアムを目指して : 国立民族学博物館での試み
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概要
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デジタル・ミュージアムはモノの展示だけでは伝わらない情報を提供するシステムである。デジタル化された博物館ではコンピュータ等を活用したインタラクティブな方式による双方向性のある情報提供の場が構成される。またデジタル化することにより一つの機関内だけの情報提供にとまらず、通信ネットワークを介して国内外の機関との接続が可能になり、独立分散的に存在している博物館があたかも一つの館であるかの如くに機能させることができる。バーチャル・ミュージアムの実現である。デジタル・ミュージアムの実験例として国立民族学博物館におけるシステム構成および静止画、動画、音響などマルチメディアのデジタル化に対して考慮すべき問題点などについて言及している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-07-24
著者
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