発散的思考支援を目的とする関連性と異質性を併せ持つ情報の抽出手法の検討
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概要
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In this paper, we discuss an effective method to retrieve pieces of information from a different viewpoint. The main purpose of retrieving such information is to support human divergent thinking. Brainstorming is a well-known method for supporting human divergent thinking and experience tells us that it is effective that an outsider attends a brainstorming session being held by only experts of the same domain. The goal of our research is to construct a virtual outsider system. The method of information retrieval discussed in this paper is one of the important elements to realize the system. We proposed "An outsider model" to retrieve such information and constructed a prototype system based on the model. Moreover, we discussed what kind of information effectively stimulates human divergent thinking and proposed an subjective evaluation method whether a piece of information is effective for supporting human divergent thinking or not. Using the prototype system, we conducted subjective experiments and evaluated results based on the evaluation method. By these experiments, we got the following results : Using the outsider model, (1) medium relevant as well as medium unexpected information can effectively be gotten, (2) Furthermore, there is possibility to obtain highly relevant as well as highly unexpected information, too. Such information is expected to effectively stimulate human divergent thinking and is hard to be gotten without any mechanism like the outsider model to obtain hidden relevance along with relevance.
- 社団法人人工知能学会の論文
- 1996-11-01
著者
-
西本 一志
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科
-
安部 伸治
(株)エイ・ティ・アール知能映像通信研究所:nttヒューマンインタフェース研究所勤務
-
西本 一志
(株)エイ・ティ・アール知能映像通信研究所
-
宮里 勉
(株)エイ・ティ・アール通信システム研究所
-
岸野 文郎
(株)エイ・ティ・アール通信システム研究所
-
宮里 勉
(株)エイ・ティ・アール知能映像通信研究所
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