視覚モデルを用いたパルス密度変調画像復元の解析
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概要
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例えば,白黒2値表示した画像にディザ法をかけると,私達は,擬似的に中間調が見えてより鮮明な画像として認識していることを経験する.これは,人間が細部に注目しない場合は対象全体を大まかにとらえて,より多値の鮮明な画像を認識できるということである.今まで,このような外界・網膜・脳を通じて階層的に行われる視覚神経の自然な情報処理の様相を,1次元視覚モデルによってとらえ理論的に明らかにし,実験的に確認した.本稿は,1次元モデルを基に,新たに2次元視覚モデルを構築した.更に,2次元パルス密度変調に4分割法を提案したので報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-12-16
著者
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