離散時間波形に対する自然観測法について
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概要
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自然観測法理論は, 連続時間波形の時変的な特徴を数学的に厳密に解析する手法を与えており, フーリエ解析法で生じる根本的な問題を解消することができる. 本論文では離散時間波形に対して, 連続型の自然観測法と同等の特徴をもった離散型の自然観測法を提案している. これは連続型の正規型自然観測法理論と同様に, 波形値とパワー成分を和形式で表せることに基づいて導入される. この離散型の自然観測法は, 離散型として単独に完結しかつ連続型と同等の性質をもっているのみならず, 標本化間隔を短くした極限で連続型へ自然に移行できる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-25
著者
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