視覚モデルによる視点・視野のESNRに関する検討(映像・マルチメディア処理及び一般)
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概要
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人間が画像の主観評価を行う場合は,いくつもの視点・視野を遍歴した結果にもとづいて総合評価を行っていると考えられる.我々はこれまでに視点・視野を考慮した視覚モデルを構築したが,このモデルにおいて特に視点を画像の中心とし視野を画像全体に選ぶことによって,各種変調画像を評価するために二乗誤差率を評価尺度とする客観評価法を構築した結果は,人間の目視による主観評価法の優劣が示す傾向と,概ね一致することになった.しかしこのモデルの構築方法と人間の目視のあり方との間には,上述したように視点・視野の選択方法に関して食い違いが存在していたわけである.本論文の目的は,このモデル構築上の食い違いが実際上容認されるものであったことを,実験的に明らかにすることである.結果として,各視点・視野に関するESNRの相加平均値が,視点中心・視野全体に選んだ場合のESNRに,ほぼ等しくなることを明らかにした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-07-06
著者
-
佐藤 誠
東京工業大学 精密工学研究所
-
川崎 順治
金沢工業高等専門学校
-
飯島 泰蔵
(株)創研
-
飯島 泰蔵
創研
-
飯島 泰蔵
東京工業大学
-
飯島 泰蔵
新潟大学 工
-
池田 航将
金沢工業大学
-
安高 智貴
金沢工業高等専門学校
-
飯島 泰蔵
東京工科大学工学部情報工学科
-
佐藤 誠
東北大学
-
佐藤 誠
東京工業大学
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