画像稜谷線の形態変化の解析

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概要

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人間の視覚系のように画像パターンの凹凸構造を様々なスケールで捉えるための手法として、ガウス関数を畳み込む尺度空間フィルタリングが有効である。しかし、捉えられた凹凸構造を木構造などの階層的表現に結びつける手法はまだ十分に確立するには至っていない。画像パターンの最も重要な特徴の一つとして稜谷線がある。稜谷線は尾根線と谷線からなっており、画像パターンの凹凸構造の骨格を表現するものである。本稿の目的は尺度空間上で尺度の変化に対して、この稜谷線が形態変化する様子を明らかにすることである。稜谷線が形態変化を起こす特異点の近傍における局所解析を行い、全ての形態変化のパターンを分類した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-03-27

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