力覚生成機能をもつ仮想環境における立体ゲームの構築 : 仮想ハノイの塔 : (<論文小特集> バーチャルリアリティシステム)

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概要

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空間インタフェース装置SPIDARを用いて, 力覚呈示機能を持つ立体ゲーム「ハノイの塔」を計算機上に構築した.現在の立体ゲームシステムは, 3次元CGの発展等により現実の世界に近い映像の表現が可能になってきている.しかし, 自然な仮想環境を構築し, 3次元仮想物体の操作性を高めるためには, 視覚情報の表現力と同時に操作者への力覚の呈示が非常に重要であると考えられる.既存のゲームシステムにおいてこの双方の要求を満たすもの, 特に仮想物体を「掴んだ」感覚を呈示できるものは存在していない.よって本論文では, 実空間での作業を分析することにより, より操作性の高い立体ゲームシステムを構築することを目標とした.また, 仮想環境内に構築した仮想「ハノイの塔」を用いて, "Peg-in-Hole"に関する実験を行い, このシステムの操作性に対する評価を行った.
社団法人映像情報メディア学会の論文
1995-10-20

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