遺伝的アルゴリズムを用いたスレッド分割法
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概要
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プロセッサの演算実行部の使用率を向上させるために、プログラムを複数のスレッドに分割し、それらを同時に実行する方法が提案されている。プログラムをスレッドに分割する手法としては、経験的手法を用いる方法と遺伝的アルゴリズムを用いる方法に大きく分類できる。従来、スレッド分割の手法としては経験的手法が用いられてきた。しかし、経験的手法による分割では効率的なスレッドに分割できるとは限らない。一方、遺伝的アルゴリズムを使う場合には、より効率的なスレッドに分割できる可能性がある。本稿では、遺伝的アルゴリズムを用いたスレッド分割法の提案と簡単なベンチマークプログラムによる評価を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-12-14
著者
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