メロン黄化えそウイルスのL RNA分節の全塩基配列
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概要
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Melon yellow spot virus causes yellow spots or necrosis on melon (Cucumis melo) and cucumber (C. sativas) plants in Japan. This virus belongs to the genus Tospovirus, which has a tripartite RNA genome. The complete nucleotide sequence of the largest RNA segment (L RNA) of an MYSV isolate was determined and analyzed. The L RNA segment was 8,918 nucleotide (nt) long and had one open reading frame (ORF) in the complementary sense. Deduced amino acid sequence of the ORF was 2,870 amino acids and contained motifs of RNA-dependent RNA polymerase. Comparison of the nucleotide and deduced amino acid sequences with those of other tospoviruses revealed that MYSV was closer to Groundnut bud necrosis virus (71.0% identity) and Watermelon silver mottle virus (70.6% identity) than other tospoviruses. The 19-nt terminal sequences in the 5' and 3' untranslated regions were incomplete inverted complementary sequences. They were not similar to those in the S RNA of MYSV, but were similar to those, of the L RNA of known tospovirus species.
- 日本植物病理学会の論文
- 2004-02-25
著者
-
加藤 公彦
静岡県農林技術研究所
-
奥田 充
九州沖縄農研
-
奥田 充
九沖農研
-
岩波 徹
九州沖縄農研
-
花田 薫
中央農研
-
加藤 公彦
静岡県農業試験場
-
花田 薫
九州沖縄農業研究センター
-
奥田 充
九州沖縄農業研究センター
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