画像学習システムMIRACLE-IVにおける機能的特徴と視覚的特徴の対応付け
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概要
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異なった形状を持つ同一物体のシルエット画像群から,その物体の内部構造ならびにその物体に適切な画像処理戦略とを学習する,画像学習システムMIRACLE-IV作成した,MIRACLE-IVモデル獲得部と処理戦略部の2つのサブシステムから成り立つ.物体の明示的なモデルや画像処理戦略はあらかじめ固定されたものではなく,学習の過程を通じてそれぞれに生成されるMIRACLE-IVは物体がヒンジ・スライド・ソリッドからなるという仮定に基づき,シルエット画像の形状の変化から物体の内部構造を推定しモデルを構築する.さらに,視覚的特徴が似ていれば機能的特徴も似ているであろう,という類似性に関する思い込みに基づいて機能的特徴と視覚的特徴の間の対応付けを試みる.その一連の画像群における視覚的特徴を抽出するための画像処理の手順は,前もって与えられるのではなく,試行錯誤を通じて経験的に学習される.本論文では特にMIRACLE-IVが類似性に基づき機能的特徴と視覚的特徴の間の対応付けを学習する過程を中心に述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-15
著者
-
松原 仁
電子技術総合研究所
-
山本 和彦
電子技術総合研究所
-
山本 和彦
電子技術総合研究所知能情報部
-
坂上 勝彦
電子技術総合研究所
-
山本 和彦
岐阜大
-
山岸 健太郎
住友電気工業株式会社 情報通信研究所
-
山本 和彦
岐阜大学大学院工学研究科
-
山岸 健太郎
新日本製鉄(株)電子・制御研究開発センター
-
坂上 勝彦
産業技術総合研
-
坂上 勝彦
電子技術総合研究所パターン情報部
-
松原 仁
電総研
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