「倉庫番」の問題の自動作成
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究ではパズル「倉庫番」の問題を自動作成するプログラムを作成した。プログラムは、問題の作成、解答、評価の3つのルーチンからなる。作成ルーチンは乱数を使ってできるだけ効率良く問題を作成し、解答ルーチンは作成されたものを幅優先探索によって解く。評価ルーチンでは、ここまでに得られたデータをもとに問題のおもしろさを評価する。この3つのフェーズを繰り返し、評価の低いものを捨て、おもしろい問題を残すことを試みた。その結果、残った中にはつまらない問題も含まれてはいるものの、難解なものを含めパズルとして成り立つ問題を創作することができた。人工知能において、コンピュータによる作品の自動作成は興味深い研究テーマである。本研究はその試みの1つとして位置付けられる。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1998-03-15
著者
関連論文
- コンピュータと音楽の現状と課題
- 準抽象化に基づく類推のコンピュータモデルの作成
- GA, NNによる生物の造形行動の進化シミュレーション
- 物質の循環を考慮した植物連鎖シミュレーション
- 駒種を限定した逆算法による詰め将棋問題の網羅的生成
- コンピュータによって音楽の世界はどう変化してゆくか
- 音楽情報科学 : 現在、過去、未来
- 音楽情報処理 : 芸術, コンピュータ, そして人間の邂逅(道しるべ)
- 「倉庫番」の問題の自動作成
- 競争原理を用いた自律的学習及び自己組織化の研究
- 4. 音楽認知への計算的アプローチとその課題 ( 音楽情報処理)
- 音楽認知研究の諸問題
- 説明に基づく一般化≠部分計算
- 類推における類似性と写像の相互関係に関する考察
- 画像学習システムMIRACLE-IVにおける機能的特徴と視覚的特徴の対応付け
- 「エキスパートシステムと人工知能理論」
- 「AIマップ : 人工知能における基本的問題」へのコメントと回答
- IJCAI '93参加報告
- IJCAI'93報告
- 情報の部分性とフレーム問題の解決不能性
- ゲームとしての将棋のいくつかの性質について
- 不均質な領域を対象とした概念形成システムCAFE
- 将棋処理ソフトウェア「王将」について
- 学習におけるアナロジー (「高次人工知能へ向けてのパラダイム」)
- UNIX環境下でのコンパクトな画像処理支援ツールIV-Box
- 概念学習を題材とした画像理解と記号処理の統合の試み
- ソフトウェア科学会第4回大会
- RoboCupシミュレーションリーグの統計的分析
- RoboCup-97ならびにJapan Open-98の報告
- RoboCup-97報告
- サッカーロボットにおける創発
- サッカーエージェントの研究
- AAAI-98参加報告
- AAAI-92, IAAI-92報告
- コンピュータは人間に勝てるか? (<特別論説> 情報処理最前線)
- パネル・ディスカッション 音楽理論の新展開 (日本音楽学会第57回全国大会総覧)
- 画像学習システムMIRACLE-IV (コンピュ-タ・ビジョン技術に関する研究)
- フレーム問題,非単調論理,イェール射撃問題の間の関係についての一考察
- フレーム問題について
- 機械学習からみたロボット学習 - 能動的学習機構に向けて -
- 因果関係によるフレーム問題へのアプローチ
- 複数の領域間の関係に基づいて概念を獲得するシステムRhea
- 量子論と心
- 佐々木正人 : アフォーダンス : 新しい認知の理論, 岩波ライブラリー 12 (1994).
- 知識の柔軟な利用と深い理解へ向けて
- 逆算法による詰め将棋の自動創作
- コンピュータによる逆算法を用いた詰め将棋の作成の試み
- 逆算型詰め将棋作成支援システム
- 詰め将棋の逆算式創作支援システム
- 星野 力 : はやわかりシステムの世界, 144pp., 共立出版 (1993).
- ゲームのアルゴリズム
- AIマップ : 辻 三郎先生の記事へのコメント
- 推論技術の観点からみた事例に基づく推論 (「事例ベース推論」)
- ゲームの次の一手を考える速さ(創立100周年記念 はやさと技術)
- 将棋の次の一手問題に対する人間とコンピュータの解の分析
- ゲーム・プレイングにおける勝負手
- GTTMに基づく音楽表現手法再考
- コンピュータによって音楽の世界はどう変化してゆくか
- コンピュータによって音楽の世界はどう変化してゆくか
- コンピュータによって音楽の世界はどう変化してゆくか
- コンピュータによって音楽の世界はどう変化してゆくか
- コンピュータによって音楽の世界はどう変化してゆくか
- コンピュータによって音楽の世界はどう変化してゆくか
- コンピュータによって音楽の世界はどう変化してゆくか
- コンピュータによって音楽の世界はどう変化してゆくか
- 行動の観点から見た認知科学
- コンピュータ音楽(音楽情報処理)
- 安西祐一郎 訳 : 心の社会, 568 pp. 産業図書 (1990).
- Marvin Minsky : The Society of Mind, 340 pp. Simon & Schuster (1985, 1986).
- ダグラス・R・ホフスタッター(Douglas R.Hofstadter)著, 野崎昭弘, はやしはじめ, 柳瀬尚紀 訳, "ゲーデル,エッシャー, バッハあるいは不思議の環", 白揚社, 767p., \4,800, 1985
- 思考の道具としてのエディタ (エディタ)
- ソフトウエア使用における人間的要素 テキストエディタの人間工学 (計算機システムにおける人間的側面)
- 仮想市場 V-Mart マルチエージェントシステムのリアルな社会実験
- 1. アナロジー入門 (<特集> アナロジー)
- 小特集「ゲームプログラミング」にあたって
- 環境モデルにおける物体の見え方と見方
- 将棋における重要パターンの分析
- 星野力(著), 進化論は計算しないとわからない, 共立出版, 125P, 2300円+税, 1998, ISBN4-320-02900-3
- Deep Blue の勝利が人工知能にもたらすもの
- なぜチェス名人はコンピュータチェスに負けなければならなかったのか? (素朴な疑問)
- コンピュータチェスを現地で観戦
- 第2回マルチエージェントシステムに関する国際会議に出席して
- コンピュータチェス
- 人工知能における「読んでおくべき本」
- Deep Blueはなぜチェス名人に勝てたのか?そしてなぜ勝てなかったのか? (素朴な疑問)
- 論文を書いて本を出そう
- 小特集「インターネット環境におけるAI技術」にあたって
- ACM Chess Challengeの報告
- 小特集「情報統合への視点」にあたって
- エンターテイメントとしてのコンピュータ将棋
- 2. 認知心理学におけるアナロジー研究 (<特集> アナロジー)
- 最近のゲームプログラミング研究の動向 (「ゲームプログラミング」)
- エージェント
- 事例に基づく知識の表現形式の学習の試み
- Yotaro Takano : Perception of rotated forms : A theory of information types, Cognitive Psychology, Vol.21, pp.1-59 (1989).
- 87-3 目的主導型の類推
- 問題解決
- パターン認識
- プロダクション・システムによる線画の解釈
- 人工知能におけるロボットの役割