音楽認知研究の諸問題
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概要
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計算的アプローチによる音楽認知研究では,音楽認知をどのような過程としてとらえ,それに基づいてどのような問題設定を行い,何を実現すべきかについて,明確な認識を持つことが重要である.認知という観点から眺めた場合,通常の音楽分析などで扱われる概念そのものの見直しが必要となることも少なくない.本稿では音楽認知研究で扱われる課題について,批判的見地から検討を行う.取り上げるトピックは,楽譜レベルへの記号化,調性・拍節構造,グループへの分節,階層構造,類似性の認識などである.全体を通じて,協調的・競合的分散処理としての音楽認知観を示す.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1994-05-28
著者
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