競争原理を用いた自律的学習及び自己組織化の研究
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概要
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遺伝的アルゴリズムを用いる際、まず問題となるのが個体の評価を行なう評価関数の作成である。評価関数の性質がシステムの性能を左右するにもかかわらず、試行錯誤的に評価関数の作成を行なっているのが現状である。本研究では対戦ゲームのように、個体間の優劣が対戦結果として直接得られる状態設定において、その結果を用いることで評価関数の明示的定義を回避することを試みる。また、遺伝的アルゴリズムを適用する場合、個体の評価は生成された個体毎に行なえる必要があったが、対戦原理を用いることでこの問題も解消できる。個体は一つのニューラルネットワークとして表現し、それらを対戦させ優劣を決定する。その結果をもとに遺伝的アルゴリズムの手法を適用し、より優れた個体の生成を目指す。この考えをもとに、簡単な対戦ゲームを扱ったシステムを作成し、その適用可能性の検討を行なった。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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