コンピュータによる逆算法を用いた詰め将棋の作成の試み
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概要
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従来の人工知能において, パズルの問題を解く手法に関してはかなりの研究がなされているが, 問題を創作する手法に関してはあまり例がない. 詰め将棋もある一定のルールに従って作り, ある一定のルールに従って解く一種のパズルである. 本研究では, 詰め手順の逆算による詰め将棋創作の探索手法を提案する. 詰め手順の逆算をする場合, 探索空間が爆発的に増加するが, 本手法では制約条件を利用することで探索空間を削減している. 本手法を用いて実際に詰め将棋の創作を行ない, 短手数の詰め将棋の創作や曲詰めという趣向詰め将棋の創作において有効であることを示した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-05-14
著者
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