Rishitin及びその代謝産物rishitin-M-1及びM-2の抗菌性及びジャガイモ組織に対する毒性
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概要
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ジャガイモのファイトアレキシンrishitinはジャガイモ塊茎組織によってrishitin-M-1及びM-2に転換される。ジャガイモ疫病菌Phytophthora infestansのrace 0, race 1の胞子発芽及び発芽管長伸長に対るrishitin-M-1及びM-2の抗菌性はrishitinの約1/10であった。またジャガイモ塊茎組織に対してrishitinでは5×10^<-3>Mで毒性があったが, rishitin-M-1, M-2は10^<-2>Mで毒性がなかった。以上から健全組織におけるrishitinの両物質への転換は生理学的には除毒的効果をもつと云ってよい。
- 日本植物病理学会の論文
- 1978-01-25
著者
-
村井 章夫
北大院理
-
正宗 直
北大
-
正宗 直
北大理学部
-
勝井 信勝
北大理
-
石栗 幸男
Faculty of Agriculture, Nagoya University
-
冨山 宏平
Faculty of Agriculture, Nagoya University
-
村井 章夫
Faculty of Science, Hokkaido University
-
勝井 信勝
Faculty of Science, Hokkaido University
-
正宗 直
Faculty of Science, Hokkaido University
-
石栗 幸男
Faculty Of Agriculture Nagoya University
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