イネラギッドスクントウイルス(RRSV)ゲノムセグメント10のクローニングと全塩基配列
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概要
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イネラギッドスタントウイルス(RRSV)のゲノムセグメント10(S10)のクローニングを行い, 全塩基配列を決定した。末端領域の塩基配列はすでに報告したRNAの直接塩基配列決定法の分析結果と一致した。S10は1162塩基対から成り, 最も長いORFは891塩基の翻訳領域を持ち, 297アミノ酸からなる32.4 kDaのポリペプチドをコードする。長いORFの上流に12アミノ酸をコードするミニORFが認められた。このミニORFの存在は逆転写-PCR法で合成したS10の全長cDNAクローンの塩基配列分析でも確認された。また, 5'と3'両末端に6塩基対の逆向き繰り返し配列も見いだされた。
- 日本植物病理学会の論文
- 1995-06-25
著者
-
上田 一郎
北海道大学大学院農学研究科
-
顔 瑾
農研セ
-
四方 英四郎
北海道グリーンバイオ
-
四方 英四郎
北海道大学農学部
-
李 相龍
北海道大学農学部
-
木村 郁夫
北海道大学農学部
-
四方 英四郎
北海道大学農学部植物病理学教室)
-
顔 瑾
北海道大学農学部
-
須賀 晴久
北海道大学農学部
-
木村 郁夫
北海道大学水産学部生化学教室
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