3次元形状表現のための白黒画像の描画法

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概要

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本研究では立体形状の特徴を強調して作図するために,太さに変化を持たせて描く線分表現法とドットによる濃淡表現法を提案する.このために,まず特徴の強調のために従来からの人手による図を観察し,線分とドット表現のために必要なパラメータをまとめた.この分析によって次のように入力パラメータを整理した.線分による陰影表現においては,線分の曲率と太さを独立に制御するための入力パラメータとして,太さ制御点,太さ,末端の形状を指定する.面内の変化を示すためにドット分布を制御することとし,その入力パラメータは,ドット幅の制御位置,ドットの幅,濃さの変化の割合を指定する.これらの手法を対話処理としてまとめ,画像をポストスクリプト対応プリンタに出力させるシステムを構築した.本システムの手法によって,立体形状を容易に作図することが可能となった.
1993-08-15

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