学習行動に関する授業分析 調理実習を通して
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概要
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学習分析によって授業評価と指導の研究を行うために,中学校1年生の調理実習をとりあげた。結果は次のとおりである。1)グループの中の生徒の行動の図式は,実習の流れに従って調理実習に参加する状況を明確にし,グループ間の図式を比較することにより問題点を発見しやすくする。2)実習での協調性には男子と女子とで差がみられたが,実習での生徒の積極性には,生徒の関心や製作経験はあまり影響はないようである。男女生徒を1つのグループにして実習させても,彼等は男女別々に作業をする。3)ここに示した分析方法は,授業にあたってどうすればよいかということを教示し,生徒には調理学習での自分達の作業評価ができるということで役に立つものである。For Research on the estimation of instruction and of guidance by analysing the learners' behavior we have taken up the food preparation classes of the first grade in junior high school.We have obtained the following results:1)The schematic graphs of the students' actions in a group provide definitely the state of their joining to the cooking according to the flow of practice,and those facilitate to find problems of the practice by comparing the graphs of groups each oter.2)There are differences on the taking part in practice between boys and girls,but students' activities in cooking practice are scarecely affected by their interests and by the former experiences.Even when boys and girls are cooking by composing a group together,they work separately by gender.3)Those introduced methods of analysis are useful for the teachers who can find what is to do in taking a class and for the students who can estimate their own working in the cooking practice.
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