学習指導方法に関する研究 : 中学校住居領域について
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概要
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本研究は,中学校技術・家庭科における男女共学に適した教科内容及び指導方法を検討しようとするものである。特に住居領域における住空間の学習を具体化するため,教室を学習の場に設定してみた。この新しい試みは,授業研究を通して計画的に診断を行った。その結果,住居学習に対する関心は男子が高く,女子は家庭生活における住生活の経験度が高いことが明確になった。授業の参加度も男子は積極的な発言が多く,女子はテストでよい成績をえている。教室を共通の住空間とみたてた方法は,男女共関心が高かまり,一応の成果を得ることができた。住居に関する知識・理解は,男女とも低く,他領域とのバランスを考えたとき,特徴ある指導法の開発が今後の課題と考える。We have studied to obtain the more suitable teaching materials and teaching methods on homemaking coeducation in a junior high school.In particular,for practical learning of living spaces in a dwelling course,a classroom is set up as a living space.The checkup of this new method has been done by investigating lessons.As a result,boys take an interest in learning of a dwelling,and girls show the skillful experiences on living in a home.As taking an active part in a lesson,boys make a lot of utterances on the study,and girls make a good record.The study with regarding a classroom as a common living space has led boys and girls to a high interest in the lesson.Their learning and understanding on a dwelling,however,are poor as yet,and so the learning of this cource is inferior to others.Therefore it is an imposed subject to develop the more effective teaching method of the cource.
- 1985-08-31
著者
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