神奈川県西部広域におけるタテツツガムシの多発
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概要
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これまでの調査結果から, 神奈川県西部で低地の撹乱圧の高い環境下にタテツツガムシが広く, 高密度で生息するものと想定し, これを鈴木の見取り法に準じた調査法を用いて検証した。調査地を山北町中心部の周辺と南足柄市の丘陵地に広がる果樹園を主とし, 1993年11月4-6日にサンプリングを実施した。その結果, 前記の想定を裏付ける資料が得られた。この調査は, 用いた方法がタテツツガムシの幼虫の広範囲の生息調査と大量採集を短時間で可能にするものであることを示す事例となるものと考えられた。また, タテツツガムシの幼虫が集塊をつくって静止するようすが, 併せて観察された。
- 日本ダニ学会の論文
- 1994-11-25
著者
-
内川 公人
信州大学医学部
-
熊田 信夫
名古屋大学医学部
-
内川 公人
松本市
-
熊田 信夫
名古屋大
-
川森 文彦
静岡県西部食肉検
-
内川 公人
信州大・医・寄生虫
-
川合 清也
御殿場村上病院
-
内川 公人
信大・医
-
Uchikawa K
Department Of Parasitology Shinshu University School Of Medicine
-
Uchikawa Kimito
Department Of Parasitology Faculty Of Medicine Shinshu University
-
内川 公人
Department of Parasitology, Faculy of Medicine, Shinshu University
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