愛知県におけるマダニ刺咬症
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概要
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マダニ刺咬症について報告した。虫体はタネガタマダニ<I>Ixodes nipponensis</I>と同定され, また皮膚にみられた裂隙, 出血巣, 膿瘍, 肉芽腫形成などの病理組織学的所見はSaito et al.による動物実験報告とよく一致していた。なおマダニは本来ウシ, 野兎, イヌなどを宿主とするが, まれにヒトにも寄生し, 近年しだいに増加している。
- 日本皮膚科学会西部支部の論文
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