7. おいしさと生体反応 : 脳内物質の役割(<総説特集>おいしさと健康)
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概要
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おいしいものをおいしく味わって食べる場面を想像してみよう。最初の一口からほんの数秒もすれば、目の輝きとともに多様なおいしさの生体反応が次々と生じる。そして、至福感を味わい、満足感とともに食事は終了する。食後にしばらくしてゆったりすると眠気が出るかも知れないが、食事中の覚醒レベルは上昇している。生体反応は、脳内の生活活性物質が全身性に循環し標的器官に作用して生じる場合と、神経情報を介する場合がある。神経情報も脳内物質の修飾作用を受ける。おいしいとき生じる生体反応の背後にある脳内物質と神経系の作用メカニズムを探ることが本研究の目的である。
- 日本味と匂学会の論文
著者
-
山本 隆
畿央大学健康科学部健康栄養学科
-
山本 隆
大阪大学大学院人間科学研究科行動生理学研究分野
-
山本 千珠子
大阪大学大学院・人間科学・行動生理
-
山本 隆
畿央大学・健康科学・健康栄養学
-
安藤 千穂
大阪大学大学院・人間科学・行動生理
-
山本 千珠子
大阪大院・人間科学・行動生理
-
安藤 千穂
大阪大学大学院人間科学研究科行動生態学講座行動生理学分野
-
今岡 寛之
大阪大学大学院人間科学研究科行動生態学講座行動生理学分野
-
山本 隆
大阪大学 人間科学部
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