習熟度別クラス編成による効果的な情報教育カリキュラム構築の実践について
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概要
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一般家庭におけるパソコン普及率の向上、高等学校における情報教育の浸透などで、短大では情報教育のあり方を大きく見直す必要性に迫られている。WBTによるe-ラーニングの試みや、教員による独自の教材制作、資格取得の指導のあり方など、短大での情報教育の特色を明確にするための再構築を早急に図る必要があるものと考える。そのために、著者らが所属する短大生活情報専攻(以下、本専攻という)では、平成14年度より学生の習熟度別クラス編成による情報教育を試行している。この選抜方法の特徴は、面接や学力試験などによる従来の方法でクラス編成を実施するのではなく、入学前に提出させたアンケート、入学直後に実施する2日間の情報リテラシ集中実習の体験などの結果により、学生の主体性を重視した選抜方法を採用した。本選抜方法を導入してから本年度で2回目の試行となり、昨年度の評価結果と、それに基づく本年度の取り組みを報告する。
- 日本教育情報学会の論文
- 2003-08-09
著者
-
尾崎 正弘
中部大学経営情報学部
-
武岡 さおり
名古屋女子大学短期大学部
-
森屋 裕治
名古屋女子大学短期大学部生活学科
-
川田 博美
名古屋女子大学短期大学部生活学科
-
田口 継治
名古屋女子大学短期大学部生活学科
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