4D4 短期大学におけるITを仲立ちとした人と人とのコミュニケーション教育の試み(大学教育 (2), 日本教育情報学会第21回年会)
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概要
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情報系短大生を対象として、最新のIT活用能力を身に付け、職場や地域で即戦力となるための徹底した「実践的情報技術教育」と、IT機器を人と人とのコミュニケーションに活用する能力や自信を養う、体験型「人間性・社会性共育」の2つの「きょういく」プログラムを軸とした「ハートライブ・プロジェクト (Heart-Live Project)」を本格的に展開し始めた。これは、IT機器の利用が増え日常化するにつれて、バーチャルな人間関係が表面化してきたように思われる危倶から、IT機器は人と人とのコミュニケーションに効果的に用いられるべきではないかとの方向性の中で、「ITを仲立ちとした人と人との各種交流プログラム」(ハートライブ・プログラム : Heart-Live Program) を短大での2年間にわたり、継続的に提供することで、(1) 学生自身が他の学生や地域の人々と実際に触れ合う機会、(2) 実践的に自分の力を試せる機会、(3) 学生が主体となって運営する機会、の3つの機会を学習環境として多く体験させ、『自信力と自分力』を身に付けさせるプログラムである。1年間のプログラムの提供を終えたのでその概要を報告する。
- 日本教育情報学会の論文
- 2005-08-20
著者
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