日米におけるReferential Communication場面での母親・教師のコミュニケーションスタイル
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Mothers and preschool teachers in the U. S. and Japan were observed interacting with 4-year-old children in a referential communication game. A referential communication game was found to be effective in identifying the communication styles of mothers and teachers in the U.S. and Japan. American mothers tend to give more negative feedback to a child's error than Japanese mothers or teachers of both countries. Their explanations are more explicit than those in the other groups. The style of their explanations does not change after a child's error. American teachers try to communicate their messages succinctly. They do not repeat their explana- and they avoid using negative expressions as their feedback. However, Japanese teachers are more verbose than American.teachers. They usually attempt to orient the child to the problem on a general level. They also state their explanations repeatedly. Japanese mothers tend to give explicit negative feedback without general orientation. Those explanation styles were correlated with children's performance on a communication game. The effectiveness of each style is discussed. The data presented here were collected as a part of the project titled, "A Cross-Cultural Study of the Influence of Socializing Agents upon Cognitive Functioning, Communication Styles, and Educability in Children", co-directed by R.D. Hess of Stan ford University and H. Azuma of the University of Tokyo. W. P.Dickson of the University Wisconsin was in charge of collecting American communication game data.
- 東京大学の論文
- 1978-02-28
著者
関連論文
- 学びにおける協同(collaboration)の意義 : 「学びの共同体」の場合(ラウンドテーブル5,発表要旨)
- 「学習科学的」教育研究 : 理論をもとに現場を創り,現場をもとに理論を創る(教育心理学研究と現場を結ぶ,準備委員会企画シンポジウム,I 日本教育心理学会第51回総会概要)
- シンポジウム 情報教育--独立教科としての必要性とその内容 (1997年教育工学関連学協会連合第5回全国大会講演論文集)
- PF2-36 転移概念再考のための問題解決過程の詳細分析(教授・学習)
- ペーシングボードが会話の継続性の向上と1発話の長さの延長に有効であった Dysarthria の1例 : 会話分析的手法による効果の検討
- 教師の学習へのアプローチ : レッスンスタデイ研究(自主シンポジウムE2)
- 東京大学大学院教育学研究科教授・大学発教育支援コンソーシアム推進機構副機構長 三宅なほみ氏に聞く(下)協調学習を取り入れ学習内容の理解を深める
- 認知科学的視点に基づく認知科学教育カリキュラム : 「スキーマ」の学習を例に
- II:コミュニケーション行動の発達 : 今後何がなし得るか,何をなすべきか
- 日本認知科学会博士論文コンソーシアム報告
- 協創的な認知科学研究の未来をめざして
- K-030 会話ロボットを用いた高齢者のためのRobot Assisted Activityの試み(K分野:教育工学・福祉工学・マルチメディア応用)
- 教育心理学研究と現場を結ぶ(準備委員会企画シンポジウム3)
- 母親のコミュニケーションスタイルとその子供の認知発達に及ぼす影響 : 図形伝達課題における日米比較
- 真の問題解決力を育成するために--認知心理学からの提言 ([日本教育心理学会第48回総会]) -- (研究委員会企画シンポジウム)
- 現代発達心理学の動向
- 現代発達心理学の動向 : 第21回国際心理学会議に出席して(研究委員会企画シンポジウム)
- 実践共同体,学習共同体,そして知識構築共同体 : その違いはどこに?
- 509 成人におけるreferential communication能力 : 抽象図形における二種類のencoding(社会)
- ジグソー法を用いたグループ活動による論証スタイルの理解支援 : 大学の「レポートの書き方」の授業における発話分析
- 218 図形伝達課題における教え振り : 日米幼児教育研究II(発達)
- II. 学力の個別差にどう対処するか(シンポジウム2,準備委員会企画シンポジウム)
- K557 協調学習時に受け取る説明とその効果(口頭セッション92 協調学習)
- スパイラル的実践活動による学習科学的知識の理解深化
- N-006 タブレットPCを利用した行動記録・分析支援ツール : ROG:Reflective Observation Grabによる教室での学習活動の評価(N分野:教育・人文科学)
- ROG : 協調学習場面における観察者の解釈を電子的に記録・共有する支援ツール
- 314 幼児における質問行動とその関連要因(発達14,口頭発表)
- 多人数インタラクションを活用した学習とその支援(実践的多人数インタラクションの動向と展望)
- 403 中学生英語学習者に対するアメリカ研修旅行の影響(2)(社会4-1,400 社会)
- 675 機能的学習環境を構成する試み : コンピュータネットワークを利用した英語教育(教授・学習9,教授・学習)
- 研究を一つ仕上げる贅沢 : 第一回日本認知科学会博士論文コンソーシアム報告
- 学びのプロセスの多様性を解明する
- 協調的な科学教育--"学びのプロセス"の科学から (特集 理科教育のグランドデザイン)
- 東京大学大学院教育学研究科教授(大学発教育支援コンソーシアム推進機構副機構長) 三宅なほみ氏に聞く(上)大学のリソースを学校現場に
- 大学知を教育現場に届ける工夫--東大CoREFの目指すもの
- 学習・教育への応用 (特集:認知科学)
- 散歩道 大学での協調学習
- 巻頭インタビュー 子どもの学びから発想するネットワーク活用を--三宅なほみさん (特集 コンピュータ・ネットワークで学校づくりはどう変わるのか!?)
- Collaboration, Technology and the Science of Learning: Teaching Cognitive Science to Undergraduates
- わかったことを活かす工夫へ--情報活用能力を育てる (情報化の進展と今後の学校(10))
- 教育と認知科学 (特大号・認知科学)
- インタ-ネットのリアリティ(インタヴュ-) (特集 インタ-ネット--メディア・コミュニティ)
- 協調作業のデザイン (人間とシステムのインタラクション--エルゴノミクスの新たな潮流)
- 状況的教育とはなにか (教育に何ができるか--状況論的アプロ-チ)
- 国際学習ネットワークを利用した言語・国際理解教育
- (28) 状況と学び(小講演)
- 「分からなくなる」過程の解明を目指して(III.1988年度日本基礎心理学会フォーラム発表要旨)
- カーナビゲーションシステムの使用によるドライビングの認知的な安全性
- 図形伝達課題における表現様式--日米の母親と教師の比較
- 図形伝達課題における表現様式--日米の母親と教師の比較
- 676 英語文産出とrevising(文章産出,学習10)
- 機能的な英語教育 : コンピュータ通信機能を利用した実践
- コンピュータ通信と,ことばの使い方を学ぶということ
- 講義のフレームを可視化することによる理解支援
- 学習研究の新たな可能性 : 受賞にあたって
- 協調的な学習とAI(協調学習とAI)
- 教室での協調的な学習過程の分析から(真の問題解決力を育成するために-認知心理学からの提言-,研究委員会企画シンポジウム,日本教育心理学会第48回総会概要)
- 会長を終えて : 認知科学界の国際化
- 教室での理解進度を推定する手法の検討
- 261 コミュニケーション能力の発達(III) : 役割取得について(発達2-8,200 発達)
- 日米におけるReferential Communication場面での母親・教師のコミュニケーションスタイル
- 視点の移動や想定に伴う知識の領域の拡大と深化(「理解における領域の拡大と深化」)
- 224 幼児に於ける質問行動(発達)
- コミュニケーション行動の発達 : 今後、何がなしうるか。何がなされるべきか。(自主シンポジウムII)
- 個別差を生かす教育環境作りにコンピュータを役立てる(II.学力の個別差にどう対処するか)
- 社会の進展に備える教育にコンピュータをどう導入するか
- 認知心理学的教育研究とコンピュ-タ (心理学とマイクロコンピュ-タ)
- 構造的な内容把握が発展的な理解を生むプロセスの検証
- 協調活動におけるダイアグラム作成の有効性 : 個人で作成したダイアグラムを統合する効果
- ICTを活用した協調的なライティング学習支援環境の設計と評価
- カリキュラム構成の違いが学生の理解度に及ぼす影響 : 集中連続型授業と各週分散型授業の比較検討
- 協調学習による学びの刷新に向けて(第28回中部支部大会シンポジウム招待論文)
- 人ロボット共生学 : 実践的な学習研究にロボットを導入して,何ができるか (小特集 ヒューマン・ロボット・ラーニング)
- 人とロボットの協創へ向けて
- 発問前に少人数で話し合うことによる質問の質の向上
- 第34回国際認知科学会の日本開催
- 多人数インタラクションを活用した学習とその支援
- 人ロボット共生学における「知恵の協創」
- 概念変化のための協調過程 : 教室で学習者同士が話し合うことの意味 (特集 概念変化研究)
- ロボットによる主体的な発話支援の有効性について : グループ・カウンセリングの事例を用いて(情報化社会におけるインフォーマルラーニング)