精神不穏発症に関する看護視点からの基礎的研究(その2) : 外科系患者の感情悪化因子
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概要
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前掲その1に続く, 精神不穏発症に関する看護視点からの基礎的研究の一部で, 外科系患者の入院生活における感情をみたものである。研究目的は精神不穏発症に関する因子を特定するものであり, 外科系患者の入院の経時的変化から, 感情の悪化状況を入院生活状況構成因子との関係から分析した。対象は143名である。結果について, 感情が一番悪いのは手術後1日目で, 次に手術前日, 手術後3日目, 7日目となる。入院生活では抑うつ感情が影響を受けている。手術後の状態には電解質, 腎機能, Hb, GOTなどのデータと感情が関与している。また感情に影響を与えているのは睡眠覚醒周期障害, 症状, 治療・処置の順である。
- 日本赤十字看護大学の論文
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