南極における無人観測(I) : 無人観測装置の開発と観測結果の速報
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概要
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日本南極地域観測事業では国際磁気圏観測計画(1976-1978)の一環としてオーロラ・フレーアの発生機構を解明するため,東南極大陸氷床上のみずほ基地を中心とした周辺に無人による地上観測網の設置を計画した.本報告は,この計画を遂行するために必要な長期無人観測施設の開発に関して実施した基礎実験と,その結果に基づいて試作した無人観測システムの紹介および各種性能試験結果を報告する.また,1977年5月30日から8月23日までの約3ヵ月間,東南極みずほ高原付近において試作無人観測システムを用いて地磁気三成分観測に成功したので速報する.風エネルギー利用の風車発電機を初めて実用化した試作無人観測施設は,極低温環境下において正常に動作し,超高層自然現象に関する基礎的物理量である地磁気変化の量を良好に記録した.
- 国立極地研究所の論文
著者
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鮎川 勝
情報・システム研究機構国立極地研究所
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鮎川 勝
国立極地研究所
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寺井 啓
国立極地研究所
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吉田 治郎
国立極地研究所
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勝田 豊
国立極地研究所
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外谷 健
気象庁地磁気観測所
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坂本 純一
郵政省電波研究所
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勝田 豊
情報・システム研究機構国立極地研究所
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