車車間通信技術を用いたLRTと自動車の安全性向上
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概要
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我が国の交通事故件数の4割以上を占めるという事故の多発する交差点部については, 数多い危険箇所の安全対策を効果的・効率的に進めるソフト技術としてのITSに期待が持たれる.然るに, 先進安全自動車(ASV)技術は, 車単体技術の実用化が進められる一方で, 車車間通信技術は必要な専用車載器の装備・普及が本質的な課題として残る.そこで, 車車間通信の当該車両をLRTやバスといった公共交通車両に拡張し安全用途ITSに割り当て済みの周波数帯域で実現可能なアプリケーションを想定することにより, ASVプロジェクトで検証済みの技術によって, 一般道交差点部の多モード混在状況の予防安全性向上が見込まれることを確認した.
著者
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須田 義大
東京大学生産技術研究所
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林 世彬
東京大学生産技術研究所 機械・生体系部門
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牧野 浩志
東京大学生産技術研究所 先進モビリティ研究センター
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平沢 隆之
東京大学生産技術研究所 機械・生体系部門
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平沢 隆之
東京大学生産技術研究所 先進モビリティ研究センター
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牧野 浩志
東京大学生産技術研究所 機械・生体系部門
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牧野 浩志
東京大学生産技術研究所 ITSセンター
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