豪雪地に造成されたカラマツ人工林の今後の管理 : 山形県庄内地方における比較的高齢な林分を事例として
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概要
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豪雪地のカラマツ人工林における今後の森林管理を検討するために,林齢50〜55年の6林分の現況を調査した。5林分では除伐実施後から現在まで30年以上も間伐されていないが,カラマツの林分材積を収穫表と比較すると4林分で収穫表より小さかった。林分の上層に達している広葉樹は少ないが,中層や下層では高木性広葉樹が豊富に存在した。階層分化が進行中で枯死木が多く発生していることも考慮すると,これらの林分で無間伐の粗放的管理を行うことにより,長伐期による大径材生産と針広混交林化を同時に進めることが可能であると考察した。
- 2006-06-30
著者
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