針広混交林の景観評価における混交型・混交率の影響
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概要
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本研究は,針広混交林の景観評価に及ぼす広葉樹混交率および混交型の影響を検討したものである。広葉樹混交率と混交型を変えて8種類の森林景観写真を合成し,これらを用いてSD法と一対比較法による評価実験を実施した。被験者は大学生155人である。混交林景観の評価因子として,親和性,整調性,爽快性,活況性が抽出された。森林景観として,広葉樹純林>分散型針広混交林>針葉樹純林>集中型針広混交林,という順で好まれる。混交林では広葉樹の混交率が高い森林ほど好まれた。景観評価は広葉樹の混交率よりも,集中・分散という混交型によって大きく影響されると推察された。景観評価における性別や学年などの被験者の属性による違いは小さかった。
- 森林計画学会の論文
- 2006-12-31
著者
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