センサネットワークアプリケーションの実装支援APIの実装と評価
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概要
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ワイヤレスセンサネットワーク (WSN) アプリケーションでは,多数ノード間のマルチホップ通信やルーティング処理が頻繁に発生する.実装レベルでは,これらの処理を,送信ノード,中継ノード,受信ノードの内部処理とノード間の送受信処理に変換する必要があるが,一般にそれらの処理に相当するプログラム開発は煩雑である.そこで,本研究ではそれらの送受信処理を簡易に記述できるように幾つかの API を提供すると共に,それらの API を含む記述から NesC 言語のプログラムに変換するトランスレータを開発した.また,開発した API を用いて著名な位置推定アプリケーション DV-Hop やルーティングプロトコル GPSR の開発を行い,プログラム記述の簡潔さや提案手法の有効性の評価を行った.
- 2010-03-19
著者
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東野 輝夫
大阪大学大学院情報科学研究科
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梅津 高朗
大阪大学大学院情報科学研究科
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山口 弘純
大阪大学大学院情報科学研究科
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稲垣 彰祐
大阪大学大学院情報科学研究科
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森 駿介
大阪大学大学院情報科学研究科
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東野 輝夫
大阪大学大学院情報科学研究科|独立行政法人科学技術振興機構 Crest
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山口 弘純
大阪大学大学院情報科学研究科|独立行政法人科学技術振興機構 Crest
-
稲垣 彰祐
大阪大学 大学院情報科学研究科
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東野 輝夫
大阪大学大学院情報学研究科
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山口 弘純
大阪大学大学院情報学研究科
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