ノード障害に対する自律分散的回復を可能とするオーバレイ遅延最小木の構築アルゴリズム(セッション4:ミドルウェア)
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概要
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本稿では、次数制約を持つ遅延最小のスパニングツリーをオーバレイネットワーク上で動的に構築及び維持する分散型プロトコルを提案する.提案プロトコルでは,一定時間内に,複数のノードが同時又は連続して離脱あるいは故障する(予告なしで離脱する)ような場合でもスパニングツリーの目復を可能にする.ns-2を利用したシミュレーション実験により頻繁に複数のノードの参加,離脱が起きた場合でも,既存の集中型の静的アルゴリズムと比較してツリーの最大遅延が妥当な大きさに保たれることが確認できた.
- 2003-11-13
著者
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東野 輝夫
大阪大学大学院情報科学研究科
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廣森 聡仁
大阪大学大学院情報科学研究科
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山口 弘純
大阪大学大学院情報科学研究科
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Baduge Thilmee
大阪大学 大学院情報科学研究科
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東野 輝夫
大阪大学大学院情報科学研究科|独立行政法人科学技術振興機構 Crest
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バデゥゲ ティルミー
大阪大学 大学院情報科学研究科
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マリンダ ティルミー
大阪大学大学院情報科学研究科
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廣森 聡仁
大阪大学大学院情報科学研究科情報ネットワーク学専攻
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