超浅喫水幅広船の波浪外力に関する研究
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概要
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Wave load was investigated for a newly developed Ultra Shallow Draft Vessel which has special dimension of L/B=3.6 and B/d=6.4. In model experiment, 5 components of wave load at S.S.21/2, 5 and 71/2 were meatured by use of a segmented model of 4.2 meters length with a scale ratio of about 1/55. Vertical bending moment measured at midship was M_V/ρgL^2Bh_A=0.020 at the peak of the response function, while computed value by the usual strip method was 0.026. This discrepancy was considered to be come from the 3-dimensional effect on hydrodynamic force around the bow and stern, which is not taken into account in the strip method based on the assumption of 2-dimensional section force. Therefore, correction factors were derived from the comparison of hydrodynamic radiation and diffraction force between 3-dimensional value obtained by the singularity distribution method and 2-dimensional value by the strip method, changing the ratio L/B and B/d of a pontoon. Introducing the correction factors in simplified form into the strip method, agreement between prediction and experiment was improved so as to be acceptable in a practical use. The long term prediction of bending moment of the vessel was made by the above modified strip method, and it was found that the design standerd of wave load for an ordinary ship was also applicable to such a wide beam and shallow draft vessel.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 1986-03-01
著者
-
松浦 正己
三菱重工業(株)長崎研究所
-
橋本 州史
三菱重工業(株) 長崎造船所
-
松浦 正己
三菱重工業(株)技術本部長崎研究所船舶・海洋研究推進室
-
松浦 正己
三菱重工業株式会社 長崎研究所
-
高橋 雄
三菱重工業株式会社長崎研究所
-
川村 昭宣
三菱重工業(株)長崎造船所船体設計課
-
川村 昭宣
三菱重工業(株)長崎造船所
-
川村 昭宣
三菱重工業 (株) 長崎造船所
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