誤嚥性肺炎の予防が必要な要介護者に対する訪問看護師の支援
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概要
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本研究は,誤嚥性肺炎の予防が必要な要介護者に対する訪問看護師の支援を明らかにすることを目的とした.対象者は,訪問看護ステーションに働く13名の看護師である.研究方法は,誤嚥性肺炎の予防が必要な要介護者への看護実践に関して半構造化面接をし,グラウンデッド・セオリー・アプローチを参考に質的に分析した.その結果,訪問看護師の支援は, 《肺炎発症リスクの管理》《望む生活の最大化》《予防ケアの継続》を統合した支援であった.すなわち,看護師は,《肺炎発症リスクを細心に管理する》ことを土台にし,同時に,《要介護者が望む生活を最大化する》ことをしつつ,《予防ケアを簡便化し継続性を高める》よう《最適な支援方法を探し出す》支援を行っていた.効果的な予防支援のためには,支援の柔軟性と肺炎発症リスクの的確なアセスメントの重要性が示唆された.
- 日本老年看護学会の論文
- 2007-11-01
著者
-
石垣 和子
千葉大学看護学部訪問看護学教育研究分野
-
石垣 和子
千葉県立保健医療大学健康科学部
-
山本 則子
東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科
-
石垣 和子
東大・医・家族看護
-
山本 則子
千葉大学 大学院看護学研究科
-
石垣 和子
千葉大看護学部
-
藤田 淳子
千葉大学大学院看護学研究科博士後期課程
-
山本 則子
東京大学大学院医学系研究科家族看護学分野
-
石垣 和子
千葉大学看護学部
-
石垣 和子
浜松医科大学
-
石垣 和子
千葉県保健医療大 健康科学
-
石垣 和子
千葉大学 大学院看護学研究科訪問看護学教育研究分野
-
山本 則子
東京医科歯科大学
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