特別養護老人ホームとケアハウス入所高齢者における皮膚の乾燥(ドライスキン)症状の特徴と分類
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概要
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本研究の目的は,(1)施設入所高齢者における皮膚の乾燥の特徴を明らかにし,看護師が客観的にアセスメント可能な分類をすること,(2)上記分類と角層水分含有量測定値との関連を検討することである.20名(85.0±7.5歳)の要介護高齢者と14名(82.7±6.4歳)の自立高齢者に対し,下腿前面における「ざらざら感」,「細かい鱗屑」,「痂皮様落屑」,「ひび(亀裂)」の有無を触診・視診にてアセスメントした.その結果,(1)「痂皮様の落屑」と「ひび(亀裂)」は,要介護高齢者のみに観察することができた.(2)要介護高齢者のほうが,皮膚の乾燥(ドライスキン)症状を呈する割合が高かった.(3)上記4症状の有無により,皮膚の乾燥(ドライスキン)状態をタイプ1,2,3に分類し,さらにタイプ3をA,B,Cに分類した.(4)角層水分含有量とタイプ分類に水分量の差は認められず,ケア方法で改善する可能性が示唆された.(5)皮膚の乾燥(ドライスキン)状態は,今回の分類とデジタル画像を使用することでよりイメージしやすく,簡便に評価可能となった.今後アセスメント指標の整備とともに,今回の分類の使用効果を検討していきたい.
- 2002-11-01
著者
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石垣 和子
東大・医・家族看護
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石垣 和子
千葉大看護学部
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石垣 和子
千葉大学看護学部
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石垣 和子
浜松医科大学
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新井 香奈子
千葉大学大学院看護学研究科
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新井 香奈子
兵庫県立大学看護学部
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石垣 和子
千葉県保健医療大 健康科学
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石垣 和子
千葉大学 大学院看護学研究科訪問看護学教育研究分野
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