竜ヶ崎市周辺のチョウ相 : 日周性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1982〜1987年に,竜ヶ崎市流通経済大学構内において,1日13回の帯状センサス法を用いて,チョウの日周活動性の調査が行われた。4〜10月にかけて計26回の調査で,7科44種10,782個体が目撃され,群集構造,種数,個体数,多様性,優占種についての日周変化について解析が行われた。以下はその結果である。1.チョウ44種の13の調査時間帯への個体数分布マトリックスより,群分析と主成分分析を併用して,二つの活動時間帯と二つのチョウ群集を分類した。2.早朝および午後遅くから夕刻にかけての時間帯は,サトキマダラヒカゲ,ヒメジャノメに代表される好陰地性群集の活動の場である。3.日中の時間帯は,ヤマトシジミ,ヒメウラナミジャノメ,オオチャバネセセリ,アゲハ,イチモンジセセリ,モンシロチョウ,アオスジアゲハ,ツバメシジミ,コミスジに代表される好陽地性群集の活動の場である。
- 流通経済大学の論文
著者
関連論文
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1992年 : 季節消長
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相 : 20年間の変化
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1989年 : 環境選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1990年 : 環境選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1990年 : 季節消長
- 湯ノ丸高原域におけるチョウの垂直分布
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1991年 : 環境選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1991年 : 季節消長
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1989年 : 季節消長
- Factors Controlling Oviposition Activities of Two Pierid Butterflies, Pieris rapae crucivora and P. napi nesis, Living Sympatrically at Open Habitats
- Daily Oviposition Activities of Two Pierid Butterflies Inhabiting Sympatrically in Northern Japan
- Host Preference in Pieris rapae crucivora
- モンシロチョウの食草選好性 : IV. 第四世代
- モンシロチョウの食草選好性 : II. 第二世代
- モンシロチョウの食草選好性 : I. 第一世代
- モンシロチョウの産卵選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1988年 : 環境選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1988年 : 季節消長
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1987年 : 環境選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1987年 : 季節消長
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1986年 : 季節消長
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1986年 : 環境選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1985年 : 環境選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1985年 : 季節消長
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1984年 : 環境選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1984年 : 季節消長
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1983年 : 季節消長
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相、1983年 : 環境選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相,1982年 : 環境選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相 : 季節消長
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相 : 環境選好性
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相 : 日周性
- 蝶類群集の研究法
- Effect of Field Temperatures on Development for Egg Stage of Pieris rapae crucivora (Lepidoptera, Pieridae)
- 竜ヶ岡地域のチョウ相 : 2ヵ年の比較
- 近縁のモンシロチョウ属2種のすみわけ
- 竜ヶ崎市周辺のチョウ相
- チョウの活動性 : 気温・日射・風力との関係