内部等価点の推定によるルールベース高位検証の高精度化(高位検証,デザインガイア2008-VLSI設計の新しい大地)
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概要
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高位設計記述間のルールベース等価性検証では,内部変数の等価点を前提として静的な依存関係や制御フローに基づいて定義された等価性規則をボトムアップに適用することで等価性を示す.従来手法では変数の名前によって内部等価点を求めるため,変数名の変更などにより対応が取れない場合には等価性を証明できない.本論文では,ランダムシミュレーションにより内部等価点を推定することによって,より正確な検証を実現する手法を提案する.また,例題を用いた計算機実験では本提案手法が現実的な最適化を適用した場合の等価性を高速に判定することが可能であることを示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-11-10
著者
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藤田 昌宏
東京大学大学院工学系研究科電子工学
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藤田 昌宏
東京大学大規模集積システム設計教育研究センター:科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業crest
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吉田 浩章
東京大学大学院工学系研究科
-
吉田 浩章
東京大学大規模集積システム設計教育研究センター(vdec)|科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業crest
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