既存設計の再利用を考慮したSoCの仕様記述手法と上位設計方法論

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概要

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近年のSoCの設計は、複雑さの急激な増大と、開発期間の圧迫によりますます難しくなりつつある。さらに、記述手法のばらつきと、設計段階間のギャップの存在により起こる使用に対する誤解は、さらなる損失を招く原因となっている。このような状況を解決するための最も議論が進んでいる手法として、設計レベル抽象化と設計再利用がある。そして、それらの手法においてUMLは最も効率的な記述手段と考えられる。本稿では、我々は要求の発生とCベース言語などで記述されたシステムレベル設計間をつなげられる設計フローを提案する。提案設計フローは設計再利用の概念も含んでいる。ケーススタディとして、デジタルカメラの設計例を用いることにより設計段階間のギャップを解消できることを示し、提案手法の有効性を述べる。
2008-02-25

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